第5本目“NIGHT OF THE LIVING BICYCLES : CYKLERNES NAT”(プログラム7)

サイクラーネスナットって何語?非常に珍しいデンマークアニメがBFFで公開です。
デンマークと言えばレゴ。じゃなくて自転車!実はデンマークは自転車大国。オタク話になりますが、イヴァンバッソのCSCチームやアルミ職人Principia、そういえばPUMAのバイクをデザインしてるのもBiomegaってコペンハーゲンの会社ですね。(なんてさりげなくスポンサーを紹介してみる)一般のサイクリストも非常に多く、世界で一番自転車で走りやすい国なんだそうです。僕みたいな自転車オタクには夢のような国。
さて肝心の映画ですが、英語の題名からお察しの通り、自転車達(ママチャリ率多し)がゾンビに、うーんこれ以上は言えないけどCGながらも粘土アニメのような手作り感がホノボノ。アンデルセン風味のジョージAロメロ(恐怖映画の巨匠)って感じ?
自転車は悪役なんですが何故かカワイイ!潰れたホイールを引きずってキコキコ動く姿がいじらしくて修理したてあげたい。
ゾンビ自転車をカワイイだなんて、自転車オタクの変な意見?いえいえ、タイヤも外れ錆びて歪んだオンボロ自転車がとても丁寧に描かれていて、制作者の自転車に対する愛情を感じます。変に擬人化してないのも好感。
それに対して人間が・・・顔の造形も表情も不気味。コペンハーゲンのメッセンジャーによると、日本のアニメやキャラクターはデンマークでも大人気らしいのですが、その影響なのか何だか変・・・というか怖い。まぁ一応は恐怖映画だから怖くていいんですけどね。ちょっといいかげんな人物描写に製作者の自転車に対する愛情を感じます。だってどう見ても自転車の描写の方に力が入ってるねんもん。

オタクとしては続編、(題名はDawn of living bicycleになるかな?)ではペデルセンやクリスチャニア・バイクなんてデンマーク自転車総出演にして欲しい。なんて妄想はさておき、
「私の自転車もゾンビになって襲ってこないように大事にしてあげようっと!」なんて思わせるドリーミーな短編。オススメです!
BFFスペシャルレビュー
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