BFFスペシャルレビュー

BFF上映作品への熱い想い 「これを観ずに死ねるか!」

第6本目 “FAST FRIDAY”(プログラム3プログラム4

自転車って気が合う仲間と一緒に走ってるのが一番楽しいんだけど、たまには知らない人、自分と違う人、そんな人達とも遊ぶのはまた違ったサイクリングの魅力を感じさせてくれる。

BFFはそういうイベントだ。違う街の人、違う国の人、違う世代の人、MTBに乗ってる人も、ピストに乗っている人も、いろんな種類の自転車に乗っている人も、自転車に乗らない人も、女性も男性も。そういうバラエティーに富んだ人々がサイクリングの楽しみを分かち合う。自分とは全く違う人が、自分と同じ時間を共有して、もしかしたら同じことを感じているかも知れない。こんな気持ちって素敵じゃないですか?

BFFを始めたブレントなら解ってくれるかな?BFFを日本で始めたヤナケンならこの気持ちを共有してくれるだろう。

そしてこの映画の主人公ダスティンも解ってくれるはずだ。SFからシアトルに引っ越してきた彼が始めたイベントFAST FRIDAY。First Fridays(毎月第一金曜日)にやるからFAST FRIDAY ?

自分だけで、身内だけで走っていた人達が、愉快な金曜日に集まってくる。そこから街のシーンが生まれてくる。ダスティン始めテクニシャンな人もいるけど、ゆるーい人も多そうで、このイベントのテーマが「集まって楽しむこと」だってのが伝わってくる。

アメリカってそういう国だもんね。多人種、多文化が同じ旗の下に共に暮らす。現実はともかく理想はそうだ。日本でもこういうイベントが出来たらいいな。

個人的にもダスティンはとても好きだ。昨年のBFFでMASHのメンバーとして来日した彼をDepotのミナトさんから紹介してもらった。知的で足が地に付いた雰囲気と、おしゃれなんだか小汚いのか判らないルックスがいい感じだった。メッセンジャーバッグの歴史やアメリカのフリーペーパーの話を、豊富な知識をひけらかす風もなく教えてくれた。自己表現と他人への気遣いの間を行き来するような話し方に好感を覚えた。

FAST FRIDAYでは彼は主催者の立場に徹して出場はしないそうだ。彼のことだから気を使わないフリをしながら、どうやったら皆が楽しめるかを考えて、このイベントをやっているんだと思う。映画からもそのムードは汲み取ってもらえるはず。

ケイデンスクルーが監督のデイビッドと一緒にBFFに合わせて来日するとのこと。もしかして一緒に走れるチャンスがあったりして。楽しそう!

byタクヤ@メッセンジャーKAZE

BFFスペシャルレビュー

第1本目「KLUNKERZ
第2本目「BIKECAR
第3本目「B.I.K.E
第4本目「THE BICYCLE: FIGHTING AIDS WITH COMMUNITY MEDICINE
第5本目「NIGHT OF THE LIVING BICYCLES : CYKLERNES NAT
第6本目「FAST FRIDAY

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